IT導入補助金とは
「IT導入補助金」とは、経済産業省監督のもと、中小企業・小規模事業者等における労働生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入するための事業費等の経費の一部を補助を受けることができる制度です。
- ・中小企業・小規模事業者等に対し、生産性の向上に資するITツール(ソフトウェア、サービス等)を導入する際の対象経費の1/2~2/3、最大450万円の半額が補助されます。
- ・[A類型]補助額30万円~150万円、[B類型]補助額150万円~450万円の2種類加え、新型コロナウイルスの影響を乗り越えるための投資をする事業所を支援することを目的とした[C類型(特別枠)]補助額150万~450万が準備されました。
- ・この[C類型]では、PC、タブレット等のハードウェアレンタル等を含めたITツール導入が可能になっています。
この[C類型]を受けるためには下記3項目要件に合致した投資が、補助対象経費の1/6以上でなければなりません。
(1)顧客への製品供給を継続するために必要な設備投資や製品開発を⾏うこと
(2)⾮対⾯・遠隔でサービス提供するためのビジネスモデルへ転換するための設備・システム投資を⾏うこと
(3)従業員がテレワークを実践できるような環境を整備すること - ・[C類型]は5月上旬から申請開始。この枠のみ特別に遡及申請可能期間(2020年4月7日~5月7日)に契約した案件であっても遡って申請が可能。
ものづくり補助金とは
「ものづくり補助金」とは、中小企業庁が主導する、確信的なサービス開発・試作品開発の生産プロセスに改善に必要な設備投資の経費の一部について、補助を受けることができる制度です。
- ・令和2年度(2021年度)から3年間で今年度から約3年間で「令和元年度補正予算 中小企業生産性革命推進事業」として、3600億円(上記のIT導入補助金、小規模事業者持続化補助金含む)が計上されています。
- ・[一般型]補助額上限:100~1000万円 補助率:中小企業 1/2、小規模事業者 2/3 → 新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発を支援。
- ・[グローバル展開型]補助額上限:100~3000万円 補助率:中小企業 1/2、小規模事業者 2/3 → 海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした設備投資等の場合、補助上限額を引上げ。
- ・その他、[グローバル型][ビジネスモデル構築型][サプライチェーン効率化型]といった企業連携体を支援する事業もあります。
- ・機械装置等の設備投資が補助の対象となります。そのほかに、専用ソフトウェア、改造・修繕費用、知的財産検討の導入に関する経費、開発設計費等が対象です。
- ・革新性ある取り組みでなければ、この補助金は採択されにくいものです。
- ・10ページ程度の「事業計画書」を作成し、提出する必要があります。